院長・スタッフブログ

2019.01.06更新

今回は食道・胃静脈瘤という病気について紹介したいと思います。
あまり聞いたことがない方が多いかもしれませんが、肝硬変と密接に関係している病気です。どんな病気なのか記載したいと思います。


●どんな病気?
食道・胃静脈瘤は文字通り、食道や胃の血管に静脈瘤(血管の膨らみ)ができる病気です。
症状がない場合が多いのですが、胸のつかえ感などを感じることがあります。

 

静脈瘤ができる主な原因は先に述べた肝硬変があげられます。
肝硬変になると肝臓が小さく硬くなるため、血液が肝臓に流れにくくなります。そのため、本来肝臓に流れるはずだった血液が、胃や食道の血管を通るようになり、それらの血管は負荷が高くなるので太く、そしてもろくなります。この太く膨らんだ状態が静脈瘤です。


●肝硬変について
肝硬変が主な原因ということなので、肝硬変についても触れておきます。
諸々の要因により肝臓に慢性的な炎症が起こり、肝細胞の破壊と再生が繰り返される状態がおきます。細胞が再生するたびに「線維」というタンパク質が徐々に増えて肝臓全体に、拡がっていき肝臓が岩のように硬くなり小さくなることで、肝臓本来の機能を果たせなくなる病気です。
原因はB型やC型肝炎ウイルス感染、アルコール、非アルコール性脂肪性肝炎などがあげられます。

 

肝硬変が悪化すると命の危険にさらされます。
肝硬変が原因で亡くなる方の病気は、肝不全、肝がん、静脈瘤出血があげられます。


このように食道・胃静脈瘤という病気は、命に関わる病気と言えます。

投稿者: ながえクリニック

最近のブログ記事

entryの検索

月別ブログ記事一覧

カテゴリ

  • 太宰府市国分の内科・消化器科 ながえクリニック 消化器科 肛門科 内科 外科 乳腺甲状腺科 リハビリテーション科
  • お電話でのお問い合わせはこちら 092-406-1172
  • メールでのご連絡はこちら お問い合わせ
  • 太宰府市国分の内科・消化器科 ながえクリニック 消化器科 肛門科 内科 外科 乳腺甲状腺科 リハビリテーション科
  • sp_inq_tel.png
  • メールでのご連絡はこちら お問い合わせ