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2021.04.30

PCR検査とコロナ抗原検査

コロナ第4波の感染者がかなりの勢いで増加しています。

福岡も例外ではなく400人越えの日もありましたね。

昨年同様GWは自粛生活。我慢の日々です。

 

最近「PCR検査はやってますか?」との問い合わせを頂くことが多くなりました。当院ではPCR検査はやっていませんがコロナの抗原検査は行っております。

この2つの違いを簡単にご説明しますね

 

PCR検査 : 検査したいウイルスの遺伝子を専用の薬液を用いて増幅させ検出させる検査方法です。鼻や咽頭を拭ったり、唾液などから細胞を採取して検査を行います。感染してから発症する数日前より検出可能とされています。主に体内に検査時点で存在するかを調べる時に用います。感度は70%程度と言われており、検体を採取した場所にウイルスが存在しなかった場合などは感染していた場合でも陰性となってしまう場合があります。

抗原検査 : 検査したいウイルスの抗体を用いてウイルスが持つ特有のタンパク質(抗原)を検出する検査方法です。鼻や咽頭を拭って細胞を採取します。PCR検査に比べて検出率はPCR検査に比べ検出率はやや劣りますが、少ない時間(15分程度)で結果が出ます。速やかに判断が必要な場合などに用いられることが多いです。

以上、2つの検査方法の違いです。

 

 

 

 

 

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