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2018.01.03

人間ドックで再検査や精密検査になった場合は?期間や受診方法など!

今回は人間ドックで再検査や精密検査という結果がでた場合の対応方法についてご紹介します。受診期間や受診方法など参考にしていただければと思います。

人間ドックの再検査と精密検査の違いは?

健康診断や人間ドックを受ける時は、良い結果であって欲しい、怖い内容を指摘されたくないと思うと緊張するものですね。検査が終わった後はホッとする安心感を感じることでしょう。
しかし検査結果に「再検査」や「精密検査」などといった言葉が記載されていることがあります。よく類似した言葉ですが、この二つには大きな意味の違いがあります。

「再検査」とは、”病気が見つかりました”という結果ではありません。人の体は日々同じ状態ではなく変動しています。よって検査を受けた日の状態によって多少数値が変わることがあります。
生活習慣の乱れなどが長期間にわたって蓄積されると異常値となって現れますが、それが一時的な変動による異常値なのか、病気の存在を示す異常値なのかは断定できません。
よってそれをはっきりさせるための検査の受診を指しています。

もうひとつの「精密検査」とは、治療を必要とするかどうか、判断や確認をするための検査ということになります。誤った判断で治療をすると状態を悪くする危険性もあるためです。

再検査や精密検査になった場合はいつまでに受診すればいいのか?

「たまたま出た結果だからきっと大丈夫」「病院に行くのが面倒」などといって受診を先延ばしする方や、見ないふりをする方も少なくないのではないでしょうか。再検査や精密検査が必要ということは、体のどこかに何かしらの変化があるということには変わりありません。
近年では治療が難しいと言われていた病気も早期発見によって根治できる例が増えてきています。放置することで早期発見のチャンスを逃してしまうことにもなります。
また病気によっては進行しているにもかかわらず、自覚症状が現れないこともありますので、再検査や精密検査の表示があった場合には、速やかに受診することをおすすめします。

頭のどこかで気にかかっているだけでもストレスだと思いますので、早めに自身の体の正しい状態を知ることが、精神的な負担を軽くすることにもつながることでしょう。

再検査の受診方法は?

人間ドックを受けた医療機関で再検査することが一番望ましいと思います。検査の結果データも保管されているためスムーズに検査が進みます。
しかし健康診断や人間ドック専門の医療機関で受けた場合には、再検査は違う施設になることがあります。当院にご相談いただければ詳しくご案内しますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。