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2018.05.14

胃・大腸内視鏡検査の注意点や高齢者や麻酔のリスクについて

みなさん、こんにちは。今回は胃・大腸内視鏡検査を受診していただく際の注意点や考えられるリスクなどについて紹介したいと思います。

胃内視鏡検査の受診にあたっての注意点

<検査前日>
検査の前日は夕食は軽めの食事にして頂いて、21時以降は絶食をお願いしています。ジュースなどの飲み物(お水以外)も基本的には避けて頂くようお願いします。
体調を整えて検査をされることをおすすめしますので、あまり夜更かしせずリラックスして早めにご就寝ください。

<検査当日>
前日の絶食を引き続き、食事・ジュースなどの飲み物は禁止です。
また、タバコやお薬の服用も避けてください。
しかしながら、持病などでどうしてもお薬の服用が必要な場合があるかと思いますので、そういった方は事前にご相談お願いします。
医院にこられましたら着替えて頂くことになりますので、着替えがしやすい服装で来院して頂けますと宜しいかと思います。

大腸内視鏡検査の受診にあたっての注意点

<検査前日>
前日の夕食は17時ごろまでにお済ませください。食事内容は水分だけがのぞましいので、スープなどで軽く済ませてください。20時ごろに下剤を服用して頂きます。
体調を整えて検査をされることをおすすめしますので、あまり夜更かしせずリラックスして早めにご就寝ください。

<検査当日>
当日は朝食を食べずに500ml(コップ2〜3杯)のお水を飲まれてください。
そして9時頃までに受付をお済ませください。
タバコやお薬の服用も避けてください。
しかしながら、持病などでどうしてもお薬の服用が必要な場合があるかと思いますので、そういった方は事前にご相談お願いします。

内視鏡検査の考えられるリスクとは?

内視鏡検査についていろいろ調べてみると、検査を行う際に使用する麻酔がリスクを伴うというような内容を見かけます。しかしながら、当院が経鼻内視鏡検査を行う際に使用する鼻だけに噴霧する麻酔には特段リスクはありません。それよりも、胃・大腸内視鏡検査を受けずに、初期で発見できたはずの病気が見過ごされてしまうことの方が恐ろしいリスクと考えています。
ご不安なことやご不明なことがありましたら、お気軽にご質問ください。